ある雑誌

最近、人間国宝という雑誌を講読している。
文字通り、人間国宝重要無形文化財保持者)の方の人生やその作品について書かれたものである。
この雑誌を読んで、その作品を拝見していると、その方達の弛まぬ努力と研鑽にただただ脱帽の気持ちが沸いてくる。
豪華絢爛であるかと聞かれるとそうではなく、重厚さと華麗さと渋みという一見相容れない要素が交じり合い一つの形を成している。
この人たちは、名誉欲が有ったにせよ無きにせよ、一つのことをやり通しその中に更なる創造を成し得てきたのだと感じ入ります。


迷うことはあります。  自分がここで何を成し遂げることが出来るのか? 
今の状態はいいのであろうか? このような迷いに、一つの答えを出してくれているのでしょうか。
『1つのことを研鑽せよ!  さすれば、自ずと道が開かれん!』
こんなことを教えてくれているように感じます。


いろいろなものを見なければ。  色々なことを聞かなければ。 と思う今日の日です。


どうぞ一度手にとって見てください。